Amazon Hub Deliveryパートナープログラム(アマゾンハブデリバリー)のデメリット7選|現役配達員が本音で解説

Amazon Hub Deliveryパートナープログラム(アマゾンハブデリバリー)のデメリット7選|現役配達員が本音で解説 副業配達の解説
副業配達の解説
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要約

アマデリは「近距離で稼ぎやすい」一方で、急に休みにくい/荷物が安定しない/誤配や盗難で夜に電話が来るなど、地味に効いてくるデメリットがあります。
しかも個人事業主なので、トラブル時のストレスは基本的に自分が受け止める構造。
この記事では、現役目線で「何がキツいのか」と「どう備えるか」を正直に書きます。


メリットだけじゃない。Amazon Hub Deliveryパートナープログラム(アマゾンハブデリバリー)のデメリットを正直に話します。

Amazon Hub Deliveryパートナープログラム(以下、アマデリ)って、ネットで調べるとメリットばかり目に入りませんか?

「副業で稼げる」
「案件が安定してる」
「配達距離が短い」

たしかに、魅力的な話が多いです。実際、僕もアマデリには「やってよかった」と思う部分があります。

でも、もちろんメリットだけじゃ続きません。
どんな仕事も“いい面だけ”見て始めると、後から必ずしんどくなる。

この記事では、実際にやってみて感じたこと(そして読者様から頂いた情報も含めて)アマデリのデメリットを、できるだけリアルに書いていきます。
これから始めようか悩んでいる人にとって、少しでも参考になれば幸いです。


デメリット①:急に休めない(正式には休めるけど、実質しんどい)

個人的な最大のデメリットは、やはりこれです。
結論から言うと、緊急で休むことは不可能ではないけど、「気軽に休める仕事」ではないということ。

「休めない」というと大げさかもしれません。
ただ、現実として“急な欠勤”が発生すると、下記のような文章が来ることがあるようです。

これは筆者が受け取ったわけではありませんが、読者様から頂いた内容になります。

(実際に届いた注意メールを要約した文面)
平素よりお世話になっております。運営事務局でございます。

このたび、貴殿にご同意いただいている各種規約・運用ルールに基づき、稼働予定日の変更および稼働停止に関する手続きについて、所定の方法による事前連絡が行われないまま稼働予定が変更されたと当方が確認し得る事象がございましたため、注意喚起ならびに再発防止のお願いとして本書面をお送りします。

稼働予定日は、当日の荷物の仕分け計画、現場の人員配置、配送工程の設計、輸送便の運用などと連動しており、予定の変更が所定の手続きを経ずに発生した場合、当日の運用全体に影響が波及する可能性がございます。具体的には、当日中の配達計画の再調整が必要となり、結果として一部荷物の配達遅延や持ち戻りが発生し、最終的にお客様へのお届け予定に影響を及ぼすおそれがございます。

当方としては、お客様が配送をお待ちになっている荷物について、可能な限りお届けのお約束を守ることを最優先として運用しております。そのため、稼働予定日の変更・稼働停止・稼働曜日の変更等が発生する場合には、定められた手順に則り、必要な情報を当方が事前に把握できる状態にしていただくことが重要となります。これらが遵守されない場合、当日の現場運用のみならず、配送網全体の計画にも影響が生じ、サービス品質の維持が困難となる可能性がございます。

つきましては、貴殿におかれましては、本件の重要性をご認識いただき、今後同様の状況が発生しないよう、貴殿の責任において稼働予定の管理および変更時の手続きを徹底いただきますようお願い申し上げます。急な事情等が生じ得ること自体は承知しておりますが、その場合であっても、可能な限り速やかに所定の手続きに沿った連絡を行い、当方が運用調整に必要な情報を事前に取得できる状態を確保していただくことが必要です。

なお、規約・運用ルールに定めるとおり、同種の事象が継続して発生し、改善が確認できない場合には、誠に遺憾ながら、当方の判断により荷物の割当量の調整等の措置を行う可能性がございます。また、状況によっては契約の継続に影響する場合があることを、あらかじめご了承ください。

本件は、貴殿に対する非難を目的とするものではなく、運用の安定とサービス品質の維持のために必要なご案内です。お客様へのお届けを安定的に継続するため、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

以上、取り急ぎご連絡申し上げます。

…と、容赦のないメールが届きます。
(※上記は実際の通知文面をそのまま転載したものではなく、受領した趣旨を一般化して再構成した要旨です。)
文章が丁寧なぶん、逆に“圧”がすごい。

もちろん、Amazon側の言っていることも理解できます。
なにより大切な荷物を、今日欲しい荷物を待っているお客様がいる。その信頼を裏切る。
荷物の振り分けに充てている人件費、幹線トラック、仕分け拠点の運用を考えると、Amazon側の損害は計り知れません。

もともとのアマゾンハブデリバリーパートナープログラムは、お店や個人商店など「継続稼働が前提の事業者」をターゲットにしている面もあると思います。
お店って、基本はそう簡単に休みませんもんね。

ただ一方で、現実として、

  • 仕事の都合
  • 体調不良
  • 子供の病気
  • 事故

などで、どうしても休まざるを得ないときってありますよね。

僕自身も、1年で4回も追突事故の被害にあったことがあります。
(こっちは普通に止まってるのに、後ろからドン。理不尽オブ理不尽。)

予期せぬトラブルがあるから緊急で休むのであって、そこに上記のようなメールが来るとなると、契約打ち切りなどのリスクを考えれば、やっぱり精神的に重いです。

だから結局、こういう結論になります。

「緊急で休めないことはない。けど、契約解除の覚悟がある時以外は使いにくい」

個人事業主の方で、ウーバーのように

  • 今日は雨だからやめよう
  • 雪が降ってるからやめよう
  • 風邪っぽいからやめよう
  • 予定ができたからやめよう

みたいな、当日の気分でスッと止めることは難しい。
ここは最初に理解しておくのが無難です。

対策(ここ大事)

ここ、ただ怖がらせて終わると意味がないので、現実的な対策を書きます。

  • 休む可能性がある人は、契約前から「代替案」を持つ
    家族の体調、子供、持病がある人ほど「想定外」は起きます。起きた時に詰むのが一番キツい。
  • 体調管理を“仕事の一部”として扱う
    睡眠・食事・防寒。雑に見えて、積み上がると事故ります。事故ると全部止まります。
  • 雨風・寒暖差の装備をケチらない
    体力が削られる=翌日の稼働に影響=「休みたくなる」=詰む、のループに入るからです。
  • 「自分が休むと誰が困るか」を理解しておく
    自分だけの問題じゃない構造だから、連絡や手順が重要になります。

覚悟を持って契約することをおすすめします。笑
(ここ、軽いノリで書いてますけど、本当に“覚悟ゲー”です。)


デメリット②:申請した荷物量が確実に来るわけではない/荷物自体が来ないこともある

2つ目はこれ。

  • 自分が申請した荷物量が確実に来るわけではない
  • そして、荷物そのものが確実に来ないこともある

前の記事でも書きましたが、今でこそ荷物が安定してくるようになりました。
でも、契約したばかりの頃は、それはもうひどいもんでした。

荷物が安定した時間に来ない。
それどころか連絡もなく、3時間、4時間と外で待って「待ちぼうけ」なんてこともありました。

これ、副業で時間を作って稼働してる人ほどキツいです。
「今日のために時間を空けたのに、何も起きない」という虚無。
しかも、拘束感はある。帰って別の仕事をするにも中途半端。
この“何もできない時間”が地味に心を削ります。

契約して始めの頃は特に、荷物が来ないことが起こり得ると思います。
多分ですが、荷物の振り分け・運用の調整・品質評価などで、最初は安定しにくい部分があるのだと僕は解釈しています(あくまで現場の体感)。

対策:ここを知らないと病みます

  • 最初の1〜2か月は「安定しない前提」で予定を組む
    “確実にこの時間で終わる”前提で本業や家族予定を詰めると破綻しやすいです。
  • 待機時間にやる「固定タスク」を決めておく
    例:車両点検、積み込みの見直し、翌日のルートメモ、経費入力、ブログ下書き(これ)。
    “待機=無駄”を減らすとメンタルが保ちます。
  • 収入の見込みを「下振れ」前提で組む
    「今月これだけ稼げるはず」で生活費を組むと、荷物が薄い月に事故ります。
    アマデリは“波”があります。波がある前提で家計と心を設計するのが勝ち筋です。

デメリット③:近所の人間関係に支障が出る場合がある

3つ目。ここ、意外と盲点です。

ハブデリバリーは基本的に、お店・事務所界隈での配達になるため、
配達が近くて配達しやすい一方で、地域の人間関係の距離も近いことがあります。

例えば、近所の方から

  • 「今日うちの荷物来ていないよね?」
  • 「あそこの人に配達してほしくない」
  • 「いつも置き配の場所が気に入らない」

みたいな問い合わせを受けることがあります。

こういう話って「たまにある」くらいならいいんですが、地域や運用によってはストレスになります。
特に、相手が“悪意”じゃなく“生活圏のノリ”で言ってくる時が厄介。
こちらは仕事モードでも、相手はご近所モードなので温度差が出ます。

ご近所付き合いの関係性に支障を来す場合もあるので、理解しておいたほうがいいです。

対策:トラブルの芽を摘む

  • 挨拶は最強の保険(マジで)
    “敵”にしない。これだけで難易度が下がります。
  • 置き配の置き方を「丁寧に見える形」に寄せる
    角を揃える、雨対策をする、見えない位置に置くなど。
    仕事が丁寧だと、クレームが“育ちにくい”。
  • 揉めそうな人には深入りしない
    その場で戦わず、必要なら正規ルート(サポート)へ。自分で抱えると消耗します。

デメリット④:置き配の盗難/誤配があると、夜遅くに電話が来ることがある

4つ目は、これ。

置き配などの荷物が盗難にあったり、誤配などによりお客様のもとに荷物が届かなかった場合、夜の23時すぎに電話が来たりすることがある。

僕は本業が朝早い(朝4時起き)ため、夜は寝てることが多いのですが、
23時に電話が来たことには流石に痺れました。

しかもこの電話、結果的にお客様の勘違いでした。。。
いや、こっちは寝てるんですよ。明日も朝早いんですよ。

このあたり、地味に生活リズムを削ってきます。
副業って「本業の邪魔にならない範囲でやりたい」のに、ここが逆転してくる瞬間があるんですよね。

対策:夜間対応で詰まないために

  • 置き配写真は“説明力”が命
    近景+引き、目印(表札は映しすぎ注意)、置いた方向が分かる構図。
    写真が強いと「勘違い」系の電話が減ります。
  • 誤配をゼロに近づける“自分ルール”を作る
    例:置く前に必ず住所を声に出す、最後にもう一度ラベル確認する、似た建物はメモる。
    面倒に見えるけど、後で受けるダメージの方がでかいです。
  • 夜間の連絡が来る可能性を、家族にも共有しておく
    「なんで鳴ってるの?」で揉めると、家庭の平和が死にます。

デメリット⑤:天候が直撃する(雨・風は本当にキツい)

5つ目。天候による配達です。
これは車じゃない配達(バイク・自転車・歩きなど)ほど直撃します。

  • 風の日は荷物が飛んでいく
  • 雨の日は荷物が尋常ではないくらい濡れる

普段から当たり前ですが、めちゃくちゃ荷物に気を使います。
でも雨の日は、さらに気を使う。

アマゾンの梱包は簡易的なものも多く、段ボールも紙袋も防御力が10くらいの時があります。
(ヤマトさんや佐川さんの段ボールは防御力100くらいに感じる。完全に僕の体感です。)

置き配場所を考えて気を使わないと、大変なことになります。
ビニール袋に入れて置き配するなど、対策することをおすすめします。

対策:雨風に強い人が勝つ(根性論じゃなく装備論)

  • 防水バッグ/防水カバーはケチらない
    荷物が濡れる=評価にも関わる可能性がある=自分が損をする。
  • 手袋とレインウェアの“操作性”を重視
    濡れて手が滑ると、スマホも落ちるし、荷物も落ちます。
  • 風の日は“飛ぶ前提”で固定
    ゴムバンド、荷締め、置き配時の安定。
    風は「気をつける」じゃなく「物理で封じる」が正解です。

デメリット⑥:体力・集中力の消耗が想像以上(本業+副業のダブル稼働は地味に削る)

ここ、ネットのメリット記事だと軽く扱われがちですが、僕はデカいと思っています。

アマデリって、配達距離が短い分「テンポが速い」ことが多いです。
テンポが速い=判断回数が増える=脳が疲れる。

しかも、個人事業主は“誰も守ってくれない”。
疲れていても、代わりはいない。
休むとリスクが増える。
結果、じわじわ追い込まれます。

本業で朝から働いて、夕方から稼働する。
この生活を続けると、最初は勢いで行けても、季節の変わり目とかでガクッと来ることがあります。

対策:続ける人は「回復」を設計してる

  • 睡眠の優先順位を上げる(マジで投資)
    寝不足=事故率アップ=全部終わる。
  • 食事を“作業化”する
    何食べるか悩む時間を減らす。
  • 週1は“完全オフ”を作る
    稼働が切りにくい仕組みだからこそ、意図的に回復日を確保しないと長期で崩れます。

デメリット⑦:スマホが命綱なのに、めちゃくちゃ落とす(そして壊れる)

最後に…。
携帯電話をめちゃくちゃ落とします。。

僕はiPhone17ですが、もうすでに画面が割れております。。。

配達中って手元が忙しいんです。
荷物を持つ、スキャンする、地図を見る、写真撮る、インターホン、置き配…
“手が足りない”状態で動くので、落下確率が上がります。

スマホは命綱です。
スマホが死ぬ=仕事が止まる。
これは冗談じゃない。

対策:スマホだけは守れ(最優先)

  • ケース+ガラスフィルムは必須
  • ストラップ(落下防止)を付ける
    見た目より実利。仕事道具は“かっこよさ”より“生存”です。
  • 雨の日は防水ポーチ
    水没は一発で詰みます。

それでもアマデリをおすすめできる人/できない人(正直)

ここまでデメリットを並べましたが、結局は「向き不向き」です。

おすすめできる人

  • 決まった曜日に稼働し続けられる
  • 体力に自信がある(または回復の設計ができる)
  • トラブルが起きても“淡々と処理”できる
  • 置き配・写真・誤配防止など、丁寧さを積み上げられる
  • 副業を“事業”として捉えられる

おすすめしにくい人

  • その日の気分や体調で稼働を変えたい
  • 家族都合で突発休みが頻繁に起きやすい
  • クレームや電話対応が強いストレスになる
  • 雨風が苦手(装備で解決する気がない)
  • 本業がすでに限界に近い

「稼げるか」より前に、「続けられるか」が重要です。
稼げる副業でも、続かなければ“単発のしんどい思い出”で終わります。


よくある誤解:「楽に稼げる副業」ではない

最後に、これだけは言っておきたいです。

アマデリに限らずですが、楽に稼げる仕事はありません。
大変ではあるけど、やりがいのある副業だとは思います。

ただし、やりがいって、放っておくと“我慢”に変わります。
だからこそ、デメリットを先に理解して、対策して、淡々と回す。
これが長く続けるコツだと思います。

みなさんも一緒に頑張りましょう!!


今日は何の日?(雑学で息抜き)

1月4日は、仕事始め(御用始め)にまつわる話題が出やすい日です。
正月モードから日常に戻る切り替えは、体にも心にも負荷がかかります。
副業をやる人ほど「切り替え疲れ」を軽視しがちなので、今日は“回復と準備の日”にするのもアリです。
(段取りを整える人が、結局いちばん強い。)


E-E-A-T(信頼性のための明記)

  • 執筆者:現役の配達員(個人事業主)
  • 経験:配達業務経験歴は20年以上。配達業務の現場経験をもとに記述(読者提供情報も含む)
  • 最終更新日:2026年1月4日
  • 参考:契約条件・規約・運用は変更される可能性があるため、必ず最新の公式情報・契約書面をご確認ください。本記事は体験談であり、法務・契約の最終判断を代替するものではありません。

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