要約
アマデリは数字だけ見ると夢がありますが、現場は「配達以外の作業」が多く、金額だけで判断すると危険です。
この記事では、30個〜200個の収入目安を試算しつつ、季節・作業量・リスクまで含めて現実を書きます。
検討中の方が「後悔しない判断」をできるよう、体験ベースでまとめました。
Amazon Hubデリバリーパートナープログラムの収入目安と、数字の裏側のリアル
こんにちは。この記事は、現役のストア(配達員)として実際に現場で経験したことをもとに書いています。
これから始めるか迷っている人にとって、「良い面だけ」じゃなく「しんどい面」も含めて材料になれば幸いです。
正式名称の amazon hubデリバリーパートナープログラム は長いので、以降は アマデリ と呼びます。
(長い名前って、それだけでHPを削ってくる。書く前から仕事が始まってるんよ。)
結論:アマデリは“配達品質”が収入を左右する
アマデリは、開業当初は基本的に30個配達スタートです。
そこから、配達クオリティ(誤配・遅配・対応など)が安定してくると、任せてもらえる荷物が増えていきます。
つまり裏返すと、
- 配達品質が悪いと荷物(=収入)を増やせない
- 品質が上がるほど増やせる可能性がある
この仕様です。
私の場合、30個スタートから、最大で200個近くまで増やせました。
そして今回は、検討中の人が一番気になるであろう、
**30個〜200個までの収入目安(試算表)**を“先に”出します。
前提条件(ここ大事:計算の土台)
- 1個138円(税込)※現在は単価が下がっている可能性あり
- 月曜〜金曜の平日5日稼働
- 月20日稼働で計算
- 東京エリアにて配達(地域で単価が前後します)
※重要:このあと出す金額は「確定でこうなる」という意味ではなく、あくまで前提条件に沿った目安です。単価・条件・荷量は地域や時期、運用変更により変動します。また、経費・税金・保険などを差し引く前の売上目安です(手取りではありません)。
30個〜200個:日額と月額(20日稼働)の収入目安【計算表】
(計算式:個数×138円=日額/日額×20日=月額)
- 30個:4,140円/月 82,800円
- 40個:5,520円/月 110,400円
- 50個:6,900円/月 138,000円
- 60個:8,280円/月 165,600円
- 70個:9,660円/月 193,200円
- 80個:11,040円/月 220,800円
- 90個:12,420円/月 248,400円
- 100個:13,800円/月 276,000円
- 110個:15,180円/月 303,600円
- 120個:16,560円/月 331,200円
- 130個:17,940円/月 358,800円
- 140個:19,320円/月 386,400円
- 150個:20,700円/月 414,000円
- 160個:22,080円/月 441,600円
- 170個:23,460円/月 469,200円
- 180個:24,840円/月 496,800円
- 190個:26,220円/月 524,400円
- 200個:27,600円/月 552,000円
数字だけ見ると、200個で月55万。
…はい、ここで一旦、みんなの脳内に「勝ち確」のBGMが流れます。
でもね。ここからが本題です。
アマデリの数字は“まやかし”になりやすい(理由:配達以外が多い)
アマデリは「配達したら終わり」じゃないです。
やってみると分かるんですが、荷物の管理がガッツリ業務です。
体感としては、
- 荷物の確認・仕分け・管理
- ルート組み(頭の中の地図を何回も書き換える)
- 不在対応、置き配判断、受け取り条件の処理
- 住所違い、部屋番号不明、連絡案件など“例外処理”
- 雨・渋滞・工事・エレベーター無しなど環境要因
こういう“配達以外”が積み上がっていきます。
だから、個数が増える=そのままラクに稼げると思って入ると、ズレます。
個数が増えるほど、例外も増える。ゲーム難易度も上がる。そういう世界。
悪い言い方をすると「保証のない劣化サラリーマン」になり得る
言葉は強いけど、リスクの話として書きます。
- 安定が約束されない
- 保証がない
- 単価が下がる可能性
- 就業条件が変わる可能性
これ、個人側が全部かぶります。
会社員みたいに「最低ラインの固定給」があるわけじゃないので、金額だけで飛び込むと、後からメンタルが削れます。
梅雨〜真夏は“重量ガチャ”が濃くなる:覚悟ポイント
これからの季節は特に注意。
梅雨〜真夏って、体感で水・飲料・液体ものが増えます。
ペットボトル、箱飲料、シャンプーなど、「密度どうなってんの?」ってやつ。
そして、追い打ちで
- エレベーター無し団地
- 階段5階
- 重い荷物が複数
こういうのが重なると、脚も気力も削られます。
検討中の人は、ここを「自分の体力・装備・稼働時間」で冷静に見積もるのが大事です。
“手取り”はさらに下がる:経費と税金は別腹(しかも大食い)
収入表は売上の目安で、手取りじゃありません。
ざっくりでも、
- ガソリン・車両維持費(タイヤ、修理、消耗品)
- 保険
- 税金(住民税・所得税など)
- 国保・年金
このあたりが削ってきます。
だから「月55万=丸儲け」とはならない。ここは現実として先に置いておきます。
個数を増やすコツ:スピードより“品質”が強い
アマデリで個数(=収入)を増やす鍵は、根性よりもまず品質です。
私が意識して効いたのは、こんな基本。
- 誤配を出さない(迷ったら確認)
- 置き配ルールを守る(勝手判断しない)
- 最初の仕分けで勝負を決める(後半のムダ足を減らす)
- 無理に詰め込まない(ミスったら全部吹き飛ぶ)
- 雨の日ほど丁寧に(事故・破損・滑りのリスクが上がる)
スピードで殴り合うより、事故らず、ミスらず、淡々と積み上げる方が長期的に強いです。
まとめ:数字に踊らず、作業量と季節リスクも込みで判断しよう
- 30〜200個の売上目安は試算できる(上の表)
- ただし現場は「配達以外」が多く、数字通りにラクではない
- 梅雨〜真夏は重量ガチャで難易度が跳ねる
- 経費・税金を引いた“手取り”で考えるべき
- 荷物を増やす鍵はスピードより品質
アマデリは、合う人には武器になります。
でも、合わない人が「金額だけ」で入ると消耗しやすい。
この記事が、後悔しない判断の助けになれば幸いです。
免責(非公式・商標)
※本記事は個人の体験に基づく情報提供であり、Amazon社または関連会社の公式見解ではありません。Amazon は Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
コメント